膀胱・子宮・直腸などが腟から脱出する状態を骨盤臓器脱と呼びます。子宮摘出後でも腟断端が下がることがあります。出産により支持組織が損傷されたり、加齢や体重増加、便秘、慢性的な腹圧上昇などで骨盤底の筋肉(骨盤底筋)が緩んだりすることが原因です。骨盤臓器脱はまれな病気ではなく、1割から2割の女性が治療を受けると言われており頻度の高い疾患です。
分娩をされた方では軽度の下垂は普通に見られますが、腟外まで脱出していなければほとんど症状がありません。自分で触れるぐらいに下垂してきた場合には生活の質を落としますので治療をお勧めします。
“自分の意志ではなく尿が漏れる状態”のことを尿失禁と言います。尿漏れがあっても、治療が必要かというとそうではありません。本人や家族が困っていて、尿漏れを治したい場合に治療を考えます。
尿漏れには様々なタイプがあり、女性では腹圧性と切迫性がほとんどです。タイプにより治療が異なりますが、いずれも治療により多くは治癒、改善します。尿漏れで悩んでいる方は、恥ずかしがらずに相談しに来てください。
女性は年齢によりホルモン状態が変化し、ライフステージに応じた健康管理が必要となります。特に更年期はホルモンの変動のため肉体的だけでなく精神的にも様々な症状が出現します。当院は「女性の一生におけるトータルヘルスケア」(日本女性医学会から)を目指します。
子宮がん検診を実施しています。お気軽にご相談ください。
骨盤底筋治療器・月経移動・
アフターピルなど
骨盤臓器脱と尿失禁の原因の一つが骨盤の底を支えている骨盤底筋の筋力の衰えです。その治療は骨盤底筋体操です。骨盤底筋体操は、ネットや雑誌でも頻繁に見かけるようになりましたが、直接の指導なしでは正確にできる人は少なく、腹筋に力が入って逆効果の場合もあります。アンチェアは、磁気により骨盤底筋を収縮させて骨盤底筋群の筋トレを行います。
当院では骨盤底筋治療器アンチェアのほか、月経移動やアフターピルの自費治療をおこなっています
ベストドクターズ社は過去30年近くにわたり、医師間の相互評価(ピアレビュー調査)を通し「医師間で信頼されている医師」のデータベース構築に取り組んでいます。本調査は医療界最大級のものです。(ホームページより抜粋)2014年から現在まで連続して、ベストドクターに選出されています。
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骨盤底筋運動器 アンチェアー
トイレ前
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